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スタッフ徒然日記

11月19日 (金)

全国聴覚障害者情報提供施設協議会ソフト担当者研修会

11月10日(水)に標記研修会が開催されました。

昨年度はコロナの関係で延期となり、今年度は集合形態での開催予定でしたが、緊急事態宣言もありオンライン開催となりました。

配信拠点は新潟。講師は東京から講義。手話通訳と開催地報告は新潟から。

要約筆記は全要研の協力のもと遠隔要約筆記で対応しました。

資料もQRコードを読み取り手元のスマホで表示するなど、今後の研修会のあり方を考える研修会でもありました。

専門委員も前日新潟入りで接続準備とリハーサル。

10月には専門委員長が来県し、確認作業を行っていたため、全く問題無く準備終了。

当日もさほど大きなトラブルも無く無事閉会となりました。

例年だと2泊3日の日程で全国から映像担当が集まり、使用機材や編集技術。撮影技術の意見交換などを行う研修会ですが、今後はこのような形態になるんだなぁ。と思い勉強させていただきました。

また新潟の巡回ライブラリー事業について、みなさんから「当センターでもぜひやりたい」などの声をたくさんいただきました。

巡回ライブラリーはセンター設立時から続いている重要な事業でもあります。

全国的にも減っている貸出数も聾学校の協力があって大きな減少もなく、今日まで続けさせて頂いてます。

本当にありがとうございます。

また「新潟の取組みと今後のソフト担当について」私からお話をさせていただきましたが、今までの仕事内容から大きく変わって行かなければならないとして意見を述べさせていただきました。今後の事業のヒントになればと思います。

CM字幕もキー局や大手広告代理店だけではなく、地方にも広がって行けば、聞こえない・聞こえにくい人も、もっとTVを楽しめると思います。

来年度は第3ブロックが開催担当地になりますが、久しぶりに皆さんと顔を合わせたいと思います。

専門委員のみなさん。ありがとうございました。

また、お忙しいところ参加いただいたみなさん。本当にありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。

新潟県聴覚障害者情報センター  所長 坂井 隆行